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時代の一歩先に着地するためのチャレンジ [ウィッシュ]

デビューするなりミニバンのトップセールスを記録した先代ウィッシュ。平成15年の年間販売台数は15万8658台と驚異的な台数で、トップ3に食い込んだ。多くのユーザーに支持された理由はいろいろあるだろうが、最大のものは快適な走りと、スポーティなイメージにあったのではないだろうか。

そのウィッシュが先代の登場から6年の年月を経て、この4月にフルモデルチェンジを果たした。先代が確立したスタイルは、多くのユーザーに支持された。それゆえのベストセラーである。成功したクルマのモデルチェンジとなれば、次期モデルのコンセプトの舵取りのむずかしさは素人でも容易に想像がつく。

「クルマは元気で楽しくなければならない」という想いをもとに、新型ウィッシュは「スマートマルチプレイヤー・ウィッシュ」を開発テーマに誕生した。時代の変化に呼応して社会やユーザーに受け入れられなければ、クルマは売れない。先代以上の進化を求められるモデルチェンジに、今回のデザインスタッフはどんな仕事をしてきたのだろうか。エクステリア、そしてインテリアを担当したスタッフに話を聞いてみよう。

続きはここから→時代の一歩先に着地するためのチャレンジ

先代ウィッシュバイヤーズガイド [ウィッシュ]

 ウィッシュ(先代・以下同)の話をする前に、ウィッシュにとって最大のライバルであるホンダ・ストリーム(先代)についてふれておこう。今のミニバンブームの火付け役となった同社の兄貴分オデッセイ(2代目)の、ドライバーズミニバンというコンセプトをさらに進めて人気車となったのがストリームだ。

 プラットフォームをスポーツモデルであるインテグラ・タイプRなどと共用化して、他メーカーにない「ワゴン型7人乗り」で「軽快な走り」を実現。平成12年10月の登場以降、新鮮なコンセプトが市場に受け入れられ、大ベストセラーカーとなる。

 もともと、5ナンバーでヒンジタイプ・ミニバンの市場は、トヨタのイプサム(先代)が強かった。しかし、イプサムはフルモデルチェンジで2.4Lへ大型化。そこにストリームが現れて注目を集めたというわけだ。

 ウィッシュは失った市場を奪還すべく、トヨタが急ピッチで開発した「ストリームの刺客」なのだ。じつは、主力車種同士の1.7Lと1.8Lの全長・全幅・全高はまったく同じ。しかし、主力車種をライバルより100cc大きな1.8Lとしたり、スポーティな2L車を後詰めで用意したりと、ライバルよりすべてにおいて「ちょっと上を行く」クルマに仕立てた。

 では、新型ウィッシュが登場して、先代モデルになりたてのウィッシュを、Goo的に検証してみよう。

続きはこちら→先代ウィッシュバイヤーズガイド


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