スバルフォレスター(ディープインプレッションVol.1) [新車]

旬なクルマの走りを奥深くチェックするディープインプレッション。第一回目のターゲットとして取り上げるのは、スバル・フォレスターだ。

初代のデビューは平成9年2月、街なかから休日の海や山へと、走るフィールドを選ばない新世代クロスオーバーSUVとして登場。ボディは、セダンでもなければワゴンでもないという独自なポジショニングで、SUVとしては低く抑えられた車高など、個性的なキャラクターの持ち主である。

エンジンは250馬力を発生する水平対向2Lターボが搭載され、駆動方式はもちろんスバル独自のシンメトリカルAWD。後にスポーツモデルのSTi バージョンが追加されると、悪路での走破性にプラスして、インプレッサ級の走りを披露するSUVとして、その高い運動性能に注目した人も多かったことだろう。

そして現行モデルとなる3代目が平成19年12月にデビュー。モダンなSUVとして、より都会的なデザインタッチとし、シャシーも一新させ、ボディサイズはひとまわり大きくバージョンアップ。インテリアもクオリティの向上がはかられ、上質な大人の雰囲気ただようSUVとして進化を遂げたのだ。

さて、デビューして1年を迎えた3代目フォレスター。拡大されたボディ、インテリアの質感なども含め、その走りをじっくりチェックしてみることにしよう。グレードは、もちろんターボで武装するXTだ。

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日産フェアレディZ(デザイントークVol.1) [新車]

現在、日本国内で販売されている「スポーツカー」と呼べるモデルは数えるほどしかない。さみしいかぎりだ……。いつの時代もスポーツカーは憧れの存在ではなかったのか。

今では「稀少」とも言えるスポーツカーのなかで、連綿と血を受け継いでいるのがフェアレディZ。その歴史は40年にもおよび、現存する国産スポーツカー最長。それだけに「Z」は敬意を持って呼ばれ、また世界中に多くのファンを持っている。
日産 フェアレディZ

さて、先ごろフルモデルチェンジし、6代目(Z34型)へと進化したフェアレディZは、排気量をアップし、3.7L V6エンジンを搭載。グレード構成は、ベーシックグレードのフェアレディZ(6MT&7AT)、スポーティなバージョンS(6MTのみ)、上質志向のバージョンT(7ATのみ)、スポーティ&ラグジュアリーな最上級のバージョンST(6MT&7AT)となる。

ひと目でZだとわかるロングノーズ&ショートデッキの美しいFRプロポーションは、歴代の面影を色濃く残す。しかし、細部には随所に新しさが見て取れる。普遍性と革新をバランスさせたZのデザインに込められた想いに迫ってみたい。

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【試乗】メルセデス・ベンツ・Eクラス [新車]

 最新Eクラスのスタイルは、各部に丸味が与えられた従来型よりもややシャープさが増したイメージ。「新しい解釈」という4灯式のフロントライトは、今やC/Sという兄弟セダンときっちりした差別化をはかるための、Eクラスには欠かせないデザイン要素だ。インテリアの仕上がり質感は文句のつけようがない。これまでセンターパネルの下部にレイアウトしていたナビ用モニターが、メーターパネル横の“一等地”に移されたのは、いかにも最新のモデルらしい。

 スペインで開催された国際試乗会でドライブしたのは、トップグレードの8気筒「E500」と6気筒の「E350」、そして“ダウンサイズ・コンセプト”に則ったターボ付き4気筒を積む「E250」の3モデル。これまでガソリンエンジンの直噴化に及び腰(?)だったメルセデスだが、後2者はリーンバーン方式で一層の燃費向上をねらった、最新の直噴システムを採用する。

 動力性能の余裕が大きいのは、当然ながらE500。多気筒エンジンのうえに低回転域を常用出来るので、静粛性も一級品だ。シリーズの“基準車”となりそうなE350も、日常ではアクセル開度が4分の1程度で事足りてしまう印象。一方のE250は低回転域からの過給効果で加速力自体は不足のないものの、3500回転付近から明確に耳に届く“4気筒音”と5ATと組み合わされる事のハンディキャップによって、やはり「Eクラスにはより上級な心臓がほしい」という印象を抱く人も表れるかもしれない。

 フットワークはいかにもメルセデスらしいフラット感の高さが印象的。そのうえで、エアサスを用いるE500は、やはりロードノイズの遮断性などに一日の長がある。

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【新車紹介】トヨタ ウィッシュ [新車]

新型ウィッシュのプラットフォームは、先代からのキャリーオーバー。カローラと同じ血統を持つものだ。

 搭載されるエンジンは排気量こそ先代同様に1.8Lと2Lだが、今回よりバルブマチックが装備された別系統のエンジンとなった。バルブマチックは吸入される空気の量をスロットルバルブだけに頼るのではなく、吸気バルブの開閉量と時間も併用する方式。バルブマチックの採用により、1.8Lエンジンは144馬力(4WDは133馬力)にパワーアップされている。

 組み合わされるミッションは排気量、駆動方式に関係なくCVT。全グレードで7分割のマニュアルモードを採用する。1.8Sではアクセルオフ時にエンジン回転を高めに保つスポーツモードを設定。2.0Zはスポーツモードの制御に加えて、TRCとEPSを統合制御するダイナミックスポーツモードを採用する。

 ホイールベースは先代と同一の2750mm、全長は30mm延長の4590mmとなった。全幅は先代同様、基本は5ナンバーを維持。ただし、スポーティな2.0Zと1.8Sはオーバーフェンダーの装着により、全幅が1745mm(1.8Sは1720mm)に拡大され、3ナンバーボディとなる。

 シート配列は3列で、フロントとサードが2名ずつ。1.8X 、2.0G 、1.8Sはセカンドシートがベンチタイプで7名定員。2.0Zはセカンドシートがセパレートの6名定員。

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